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2016.10.24 Mon. ババアが無理、酒が飲みたい

またひとつ前に進んだ気のする日だった。

昨日の夜、机の向きを変えた。たったそれだけのことだけれど、考え事がしやすくなった。テレビがついている状態で考え事するのは落ち着く。頭がごちゃごちゃしそうになると、テレビの方に意識をやればいい。なので、テレビを見ながら作業できる向きに机の向きを変えた。それだけでなんとなく集中できるようになって、予定の整理ができた。

それで色々と今後の予定を立てることができたので、前々から気になっていた、東京都が設置している就職支援施設のようなところへ行った。平日は20時まで受付しているし、飯田橋という立地も仕事帰りに通いやすくていい。

受付して、住所と名前を登録すると、年齢によって振り分けられたコーナーに案内される。住所と名前の登録後は各コーナーで1時間ほどの面談を受けて登録終了となるらしい。自分は、おおよそ34歳までを対象とする「ヤング」のコーナー。

コーナーは、「ヤング」「ミドル」「シニア」に分けられていて、実は「ミドル」は30歳〜と年齢層が被っているのだけれど、要は「ヤング」というのは、既卒フリーター、ニート、ひきこもり、第二新卒などの社会人経験が浅い、もっと言えば外に出るところから支援が必要なひとたちも含めて対象にしているみたいだった。

3階のヤングのコーナーは、明るい雰囲気で、まあ行政が考えました、という感じではあるのだけれど、妙なキャラクターなどもなくてホッとした。BGMはボサノヴァギターみたいなインストが流れていて心療内科のロビーっぽかった。受付の女性たちは鉄面皮みたいな顔をしていて、たぶん自分と同じような業種・職種なのだけれど、自分もああいう無の顔で仕事しているのだろうと思った。だけど、二人ともわたしよりも若そうな服装に若そうな化粧、爪をしていて、ちゃんと口紅もして髪もツヤツヤで服も普通のオフィスカジュアルで変な制服もきていなくて、うらやましくて悔しかった。

就職活動に対してどのように思っていますか?(どのような点に不安があるか?)就職において優先する条件はなんですか?などの就職活動についての希望などを書くアンケートと、職歴を記入する紙の2種類を記入して、提出し、しばらく待つ。面談は時間区切りなので、6時45分くらいに3階について、書類を提出したあとは掲示してある求人を眺めたりしてしばらく待った。ゴンドラの窓清掃の正社員求人が一番興味深かった。人生にはスリルとサスペンスが必要だし…。でも給与は安かった。

やさしそうな腕の短いおじさんに呼ばれて、いい雰囲気をかもしている個別ブースで、まず、いま在職中かどうか、離職予定は具体的にあるのか、どういった希望があるのか、という話をした。

自分は心療内科に通院中で、社会に出られなかった時期もあったことなどをついつい素直に話してしまう朗らかなおじさんだった。

あなたは話し方の物腰がやわらかいし、落ち着いてみえるし、字もきれいだ、発達障害の疑いというのも、あるかもしれないが気にしなくていい。アルバイトだってできていたわけだし、いまの職場でもクビにされるでもなくやっていけてるわけでしょう?もっと自分を好きになって!自分が手を挙げろ!っていったらあげてくれる可愛いやつでしょ?と、自己肯定感の低さを見抜かれ励まされる。それも、勝手に決めつける嫌な感じではなくて、こちらが心を開きやすい感じだった…。

わたしもいつも自分のことを褒めてあげたいけれど、なかなか、レベルの低いことしかできていなくて、、と、つい他と比べてしまってだめになっていた。よく考えると本当に奇跡のようなことだと思う。14歳ころからみんなと同じようにできないことが増えて、というか、できない部分を勉強でカバーしていたのが追いつかなくなって、親にも失望され、つい2013年の秋なんて毎日パブロンオーバードーズして自分をいためつけないと生きていることがやりきれなくて、風呂にも入れず起きられず、夜中に食べ物をあさって、それでも学校には行こうとして、本当に苦しかったし、人間らしく過ごせなかった。そこから比べれば本当によく頑張ったし、本当に奇跡のように生きている。

そういうこと、毎日過ごしていると忘れてしまうから、けっこう泣きそうになった。たまプラーザの駅から離れたあの家の部屋で、垢じみた自分の布団からずっと出られなかった自分がこうして自立してちゃんと仕事している。本当によくやったと思う。

おじさんにすっかり心を開いて、どういう仕事がしていいかわからないとか、いまの職場のこういうところが難しいとか、そういうことをいろいろ相談して、最後に次の予約をして面談が終わった。

あと自分は本当におじさんが好きだなとおもった。今度のおじさん個人ももちろん好きだけれど、それ以上にジャンルとしておじさんが好きというか、安心できる。基本的に若い女は憎悪と羨望の対象で、その次に歳をとった女。その次に若くて声のでかい男が嫌いだ。子供はすきになりたいけれど、子供の声が苦手で、余裕がないときに金切り声をきいたりすると、発狂してしまいそうになって恐ろしい(発達障害者によくあるらしい)。職場でも課長とか課長補佐とか部長とか、数少ないおじさんにばかり寄って行ってしまう…。

「私は落ち着いて見えますが協調性がありません。足並みをそろえて、とか、みんなで一緒に、とか、そういうことは嘘だと思うので信じられませんし無理です。年長の女性が多い職場は避けたいし、そもそも女性が多い職場は避けたいです。あと土日休みで無いと無理です。仕事は仕事でやって、他でストレスを発散したいので。いまは週末も出かけられず本当にムカついているので、下手すると6時間くらい走っている時があります」

今回の面談で一番私がはっきりと発言したのは、唯一このことだと思う。あとは自信がなくて、わからないです、とか、まだ考えてます、自信が無いです、とかばかりだった。唯一はっきりしている仕事に対しての自分の希望、主張、①協調性とババアは無理、②週末は酒が飲みたい、③今は6時間走るほどムカついている…。

この女やべえんじゃねえのか。仕事できんのか?不安になってきた。

 帰り際1階のシニアコーナーをチラ見すると、シルバー人材センター!清掃員!とかがでかく書いてあってなんか凹んだ。でもそれで思い出して、今度武蔵野市のシルバー人材センターのリサイクルショップとか、杉並区のリサイクル事業で売ってる安い家具を見に行こうと思った。3000円とかで本棚売ってるんだよね。杉並区のやってるリサイクルセンターはうちから徒歩で30分くらいの、高井戸の近くにあるらしい。自転車に乗れると便利なのにな。