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2017.03.20 Mon. 太陽のみる景色

家から駅までは、歩いて30分ほどだ。バス停も近いが、朝は大概歩いて駅に向かう。北から南に顔を向けて、日を浴びながら歩いてゆくのは気持ちがいい。甘いカフェオレを飲みながら人の庭の植木や景色を見ながら歩くことは、生活と仕事、用事の間に、一拍分の空白になる。わたしの生涯の友、鬱も不眠も、日を浴びて軽い運動をすることで、少しだけ遠ざけられる気がする。

いつも駅からの帰りはバスを使うが、今日は途中の銭湯に寄って歩いて帰った。気温・気圧が上下すると身体はすぐ鬱や不眠と仲良くしようとする。不自然な汗や動悸、身体のこわばりを感じたときは、銭湯をつかって身体をゆるめるようにしている。
毎日こうやって自分の身体とココロを維持するために、散歩、カフェイン、銭湯、他にも、早く職場にゆくとか、身綺麗にするとか人に優しくするとか、色々な方法をその日に合わせてブレンドして過ごしている。
銭湯に入って、北から南に、いつも通る道を、見たことのない向きから歩く。夜のうちに洗濯の干された窓をみて、太陽は北から南に、いまわたしが歩くのと同じように照らしている。

この向きの景色は太陽がみている景色だ。そう思って楽しく帰った。