17/05/08 Mon. 生活はパズルゲーム

きのうは夢中になって某パズルゲームをやった。
子供の頃よりずっと簡単にクリアできるのが面白くて仕方ない。
連鎖だってすごく簡単に組める。

子供の頃は連鎖を組むのが苦手だった。
連鎖を組むことに集中すると、途中でよくわからなくなって発動しない連鎖になってしまうことがあった。それから、敵の攻撃で連鎖が台無しになってどうしたらいいかわからなくなることもあった。
適度に単発でも消化しつつ連鎖を組もうとするのだけど、そうすると連鎖がうまく組めない。
大人になった今は、連鎖を適度に組みつつ、邪魔されたり失敗したら単発で消化したりを上手にやることができるようになっていた。

対戦の中で気がついたことがある。連鎖を組むにしろ、単発で消してゆくにしろ、一色(一組)だけに集中してやるとうまくいく。
連鎖をいくつも組もう、とか思わないで、ひとつの連鎖を完成させることに集中する。
完成させたら、連鎖を発動させる色を消化することに集中する。
結果的に3連鎖くらいができたりする。
邪魔されて台無しになっても、手近で消せそうな確率が一番高い色から単発でコツコツと消してゆく。
焦らず落ち着いてそれをやれるようになると、落下速度が上がっても操作と判断力がおいつくようになる。

生活や仕事も某パズルゲームと同じで、全部いっぺんに(時には「連鎖」を組んで)やろうとするからうまくいかなくなる。
ひとつひとつに集中して目の前にあるものから片付けてゆくことが大事だ。
他をやらなくていいということではなくて、つまり、連鎖を組むならその連鎖をつくることにまずは集中し、発動させるなら発動させることに集中する。
洗濯をすることなら、洗濯はとにかく回し、干すのは同居人が帰ってから手伝ってもらえばいい。そしたら同居人が帰ってくるまでは、わたしは洗濯のことは考えなくていいし、他のことに着手していい。手伝ってもらえなかったらそのときはそのときで単発で干すことに集中すればいい。取り込むのを考えるのはまた次だ。
「スイッチを押す」・「干す」の間に「同居人の帰宅」をはさみこんだら、わたしは「同居人の帰宅」にだけ神経を向けておけばいい。「同居人の帰宅」がふってきたら、『(スイッチ押す+干す)洗濯』は勝手に消える(ようなものだ)。「洋服を取り込んで」「クローゼットにしまう」は、『洋服の管理』という別の色だ。

もうひとつ大事なのは、自分のキャパを10割使いきって動くのではなく、最高まで8割まで使って動くこと。というより、2割を残して動くことか。
パズルが積み上がってきてしまっても、2割残しておけば、そのあともどうにか動ける。リカバリも早い。フィールドを全部使い切ったらゲームオーバーだ。
ポケモンでいえば、2割HPが残っていたら「きずぐすり」で回復できる。でも使い切って瀕死になったらおしまいだ。
今日は調子がいいけれど、明日と明後日はきっと不調だ。雨と低気圧の予報に加えて生理前が重なってくる。今日は2割どころか3割ぐらい残しておくと、明日がすこし緩和される可能性がある。
それで今日の夕飯は放棄した。うちで冷凍餃子を食べる。サラダも外で買ってきた。

パズルとかPCとかゲームとか、そういうものが持っている概念はわたしの実生活を救うことがある。
暇ならゲームでもしたら?といわれて、まあやってみるか、としたことに意外なひらめきがあった。
昨日はそのあとパズル熱が盛り上がって数独とロジックをやった。これからも盛り上がりそうだ。