フリーランスの住民税メモ
役所への恨み
役所の回答は、用語や言い回しや構成が最高に読みづらいし落とし穴がいろんなところにあるので、「税金 フリーランス」とかネットで調べて知識をつけて挑むといいと思います。
電話するか、窓口に突撃するのがいちばんわかりやすいです。
「で、わたしの場合はどうしたらいいの?」「次になんの手続きをしらいいの?」「それをしたらどうなるの?」というのが見事にわからないのがお役所の文章です。
住民税を支払わなきゃいけない人は?
1.1月1日現在杉並区内に住所がある方。
2.住所は杉並区内にないが、1月1日現在、事務所や事業所、家屋敷を杉並区内に所有している方。
なお、年の途中で、他の区市町村に引っ越された場合も、その年度分の個人住民税は、前の住所地(杉並区)に納めていただくことになります。
特別区民税の課税|杉並区公式ホームページ
ただし、例外として、年間(1月-12月)の所得が35万円以下の場合は、課税されません。
住民税の支払い方法は?
方法①
銀行、コンビニ、区役所で支払えます。
紙を持って行って窓口か、レジにゆきましょう。
公共料金の支払いと同じ感じです。
方法②
それ以外にも、銀行に申込書を出せば「口座振替(引き落とし)」もできます。
区役所ではなく、銀行に申し込みをします。
申込書は、封筒に同封されているほか、銀行にも置いてあります。
特別区民税(普通徴収)の納税|杉並区公式ホームページ
住民税を支払いたくない!
所得(前年の1月-12月の収入)が、会社員なら100万円、フリーなら35万円以下の場合、住民税は課税されません。
住民税(特別区民税・都民税)の場合
所得が35万円(給与収入のみならば100万円)以下の方は、課税されません。
なお、それ以上の金額の場合でも、扶養親族の人数によっては課税されないことがあります。
よくある質問 何万円以上収入があると税金が課税されるのでしょうか。|杉並区公式ホームページ
去年、今年は会社に勤務してこの基準以上稼いでたので、なんにせよ払わなきゃいけません。
所得ってなに?
個人事業主の場合、所得とは、働いて得た収入額から必要経費を引いた額になります。
このへんは確定申告とかで関係してくる話ですね。他の税金も関係します。
税金は、働いて得たお金にかかります。
でも、個人事業主はそれを稼ぐための設備なども自分で揃えます。
稼ぐための設備や備品にかかったお金のぶんは、申請すれば、税金を計算するときに除外になります。
なので、個人事業主とやっていくのであれば、
レシートや証明書類はとにかくなんでもかんでもとりあえずハコにでもぶちこんで取っておいて、
「必要経費」として申請できる買い物(プラグインや機材の購入、机や椅子なんかもうまくやればなるかも)や、
課税対象にならないとくべつな積立貯金(個人事業主共済?など)について、よく知って、手続きできるようにしましょう。
収入と所得の違いとは?所得の種類など - 個人事業主メモ
扶養について
扶養に入ると、住民税を支払わなくていい場合があります。
「38万円+65万円(青色申告の場合)+経費」までなら、稼いでも夫の「扶養」に入ることができます。
しかし、「青色申告特別控除(最大65万円)」を受けられる人は、毎年2〜3月の確定申告の時期に”青色申告”をした人だけなんです。
青色申告ではなく”白色申告”をした人には、特別な控除は何もありませんので、稼げるのは「38万円+経費」までとなってしまいます。ということは、月3万円くらい・・・ですね。
今「38万円(+経費)の壁」なんて低いわ!と思ったあなた。「開業届」+「所得税の青色申告承認申請書」を提出して、青色申告しましょう。
●クシィによる扶養のアレ
●クシィの付録でついてきたあれです。
扶養に入るとどうなるか?がわかりやすいかも。
つまりは収入額によって、税金を払わなくてよくなったり、ちょっとだけ支払えばよくなったりするということですね。
でもこれはパートとかの給与収入の扶養者ベースの考え方なので、個人事業主はまた細かい金額は変わってきます。
あくまでも参考に。
まあ、いろいろあるようです。