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2016.10.20 Thu. 友達100人

うどんのことばかり考えていたのに、うどんを食べなかった一日だった。

このところ調子が良い。それも、すごく極端に良い!というのではなく、普通の状態の平均が上がって、極端に落ちることが無いように感じている。テキパキ動けるようになって、そうなると余計仕事がばかばかしくなってしまってトイレにこもってばかりいる。事務所内の奥まった場所にある部署の女の子が携帯でゲームやってるのをみて、わたしは衆人環視のガラス張りの窓口であんなにストレスフルに、伸びひとつするのだって気を使って働いているのがバカらしくなる。女の子にムカついたというより、ストレスでいっぱいになっている自分がバカバカしくなった。

まともな期間まともな職場で働いていた、という職歴もついた訳だし、転職を前向きに考えようと思った。ここが嫌だから、というネガティヴな考えばかりだったけれど、自立もして職歴もついて社会常識もうっすらとわかって、わたしが考えていることに親が物理的に横から口を挟んでくることは、もう無い。自分の判断で、自分の考えでゆきたいところにいくらでもゆける。そう思ったら少しわくわくした。例えば海外に行ったっていいし、地方で働いてみたっていい。親に話したら反対されそうな仕事だって、住む場所だって、決めてしまえばもうこっちのものだ。

ようやく自分に向き合うことができてきた。

昨日散々不動産会社のサイトをみて、ああ、どこに住むのも自由なんだなと思ってわくわくした。きいたこともない家賃の安い街に住んだっていい。こうでなきゃ、ああでなきゃとがんじがらめになる必要はもうなくて、だからこそ、自分のことだからきちんと考えてきちんと堅実に、勢いだけでなく行動する真摯な気持ちになった。

誰か自分と似たような来歴の子が言ってたが、「自分の人生に向き合えていない」状態が本当に長く、いまもまだ脱却しきってはいない。

で、トイレにこもってLINEをしていると、博多のごぼ天うどんの話になり、あのガリガリしたフリットじみたごぼ天と甘めの出汁にふやけたうどんを食べたい気持ちになって、今夜はうどんにしようとパソコンでうどんのレシピをググりながら仕事していた。

でも、さいきんのわたしは人に会うことの瞬発力を上げているから、職場の隣の隣の駅で漫画家をしている友人に飲みに誘われて、やりとりして10分で合流した。

友人は割とむかしからぽっちゃりした大柄だったのが、ガリガリに痩せて今は私よりも13キロも軽い43キロだと言っていてびっくりした。大きな胸だけ残って華奢な巨乳になっていた。自分はメンタル系で痩せたり太ったりしたとき、そのどちらも指摘されるのが嫌だった。だけど大きくてセクシーなお尻だね、と言われるのは嬉しかった。そういうことを思い出して、華奢巨乳じゃん!スタイルいい!二の腕が無い!最高!と褒めるに徹した。大学を出てすぐフリーとして自立するまでの道をちゃんと築いたセルフプロデュース能力がすごい!など、ひたすら褒めた。雑誌に連載もあって単行本も出るまでに至っているのに、すごく自信を失っているみたいな様子だった。

他愛ない話をしてなんとなく友人の顔色もよくなってよかった。褒めそやしたおかげか、なんか奢ってくれた。家に帰っておなかが減ったけど、昨日のキムチ鍋の残りがあったのでそれを一度沸騰させて食べた。うどんは食べなかった。

人に会っているとやっぱりそれなりに会話の反射能力が鍛えられてくるし、話題も増える。いろいろなひとのいろいろな生活に触れると視界も拓けてくる。よいことだな。でもなんとなく最近交際相手を置いてけぼりにしているような気もしていて申し訳ない。

今週末も人に会う予定が2つ入ってる。今年度下半期だけで、音楽イベントとか以外でのコミュニケーション百人斬り目指そうかな。

9月から数えると約束取り付けたり会いに行ったりして、だいたい10人の人に会ってる。けっこういけそうな気がするな。友達100人いるのかな。