衣替え

秋を乗り越える

秋冬は調子が悪くなる。昔からそうだ。
というか、夏以外はだいたい不調だ。夏だけはカーッと元気なので、夏が終わってまた次の年まで来ない秋の頃がいちばん辛い。

ファッションが苦手

ファッションはいつもわたしにとって悩みのタネだ。
わたしは、ファッションが大好きで、いろいろな洋服を可愛い、着てみたい、と思う。
ただ、服を買う、着る、維持することには、わたしが苦手な「選択」や「判断」が複雑に関係する。

  • 適切な質と金額かどうか
  • 着心地のいいものかどうか(サイズが合い、チクチクしたり寒かったりしないもの)
  • 自分が着ていて気分のいいものかどうか(好みに合う、似合う、年齢や流行に合う)
  • 自分で洗濯して維持できるものかどうか(手洗いやクリーニングは不要か)
  • 部屋の収納に対して適切な量を維持する(買い過ぎではないか)
  • 季節やシチュエーションに合うものかどうか(着るシチュエーションが具体的に存在するか)

思いつくだけでも、買う、維持する、組み合わせる中にこれだけのトピックがある。

例えばわたしは、レースの生地が好きだ。
だけど、レースの生地の服を着るのは苦手だ。なんかスースーして体温調節が難しいし、着ていてしっくりこない。
安いし買ってみるか、と買うと、その着ない服がクローゼットを圧迫する。
透けてるレースのトップスなんて、クラブでぐらいしか着られない。
着てみてもしっくりこないし、デリケートなものだから手洗いがめんどくさい。
こういう訳でそのレース服は古着屋に二束三文に処分されることになる。
これでは採算が合わない。採算が合わない買い物をしたことに落ち込む。
特にメンタルヘルスが不調の時期は、選んだり判断することが難しかった。
だから、服を買うこと、その日の服を選ぶことが、好きなのに適切にできなくて本当に辛かった。

好みの服と着られる服

着られる服と、好みの服は違う。
そのことがわかってから、だいぶ楽になったような気がする。
わたしは体温調節が苦手で、皮膚や身体が過敏だ。
そこがダメだとすべてダメなので、服はまず着心地がよくて冷えなくて汗を吸うことが第一だ。
発達障害の人には、ダメな生地とイイ生地があるという人が多いそうだが、自分もそうだ。)
その中で、洗濯して維持しやすいものを。今持っているものに合わせて着られるものを。デザインの今風で、だけど若過ぎないものを。
まあ、今でも失敗は多い。それに体型がすぐ変わるから困りものだ。
クラブで遊んでいた頃の服は仕事で忙しかった頃にすべて処分してしまった。
遊びにも行けず牧歌的な職場で消耗して、むちゃくちゃ胸の形が出るtシャツとかを持ってるのがなんか辛くなって。

履ける靴

靴の問題も大きい。
靴さえちゃんとしていれば服装はけっこうちゃんと見える。
だけど女の靴は難しい。これも発達のせいなのか、なんなんなのか、大概の靴が合わない。
なので自然とスニーカーやサンダルばかり履くようになるんだけど、それではどうしてもカジュアルな服装になる。
さいきんどうにか他よりは長く履けるパンプスをみつけたけど、やっぱり1日歩くと相当疲れる。
HARUTAのローファーはなかなか良いんだけどちょっと買ったサイズが小さかったかもしれない。
靴は特に1日履かないと合うものかどうかわからない部分があるので、選ぶのが難しい。
とにかく、足元問題も少しずつ改善はしている。

女の服は難しい

秋は服装に困る季節だ。
服装で混乱するとすぐ調子を崩す。なので先手を打っていくつか服を買っておいた。
歩きやすそうなブーツやパンプスを出しているブランドをネットでみつけたので、Amazonで安く買うべきか悩む。お金を使い過ぎだろうか。
悩んでいるのはこれとこれ。

でもブーツは足首まであるやつがいいなあ。
もうすぐ衣替えだ。クローゼットの中の革ジャンの季節ももうすぐだろう。
この秋は早めに衣替えの準備をして、服装のことで混乱しないようにしたい。