わたしのことを優先する

わたしは、わたしのことを優先することにした。
それから、生活のストレスが減った気がする。
要は、最優先事項を選定する基準を決めたということだ。

帰宅したらタスクはたくさん

「あなた、お風呂にする?ご飯にする?それとも、わ、た、し?」ってフレーズが昔あったけど、帰宅したらその瞬間からこなすべきタスクが存在するから大変だ。
自分の帰宅後のタスクは、2つに分けられる。自分のためのタスクと、家族全体のためのタスクだ。
自分のためのタスクは、化粧を落とす、ブラジャーを外して部屋着に着替える、風呂に入る、髪を乾かす、体のメンテをする、ご飯を食べる、寝る。
余裕があれば本を読んだりネットをしたり、求人を探したりする。
家族全体のためのタスクは、買い物の荷ほどきをする、食事を作る、洗濯をする、食卓の皿などを片付け洗い物をする、麦茶をつくる、などだ。

わたしは、わたしのために行動することが難しい。
「わたしがこんなことしていいのか?」
「わたしがしているこれは正しいやり方なのか?」
「わたしは何か他にやるべきことがあるんじゃないか?」
「それなのにわたしはわたしのことをしていていいのか?」
わたしの体や心のメンテナンスにかかることを、すぐネグレクトしようとする。自罰的なのだと思う。
それで、判断力が落ちて行動がゆっくりになって、色んなことがずっと気にかかったまま、1日が終わる。

同居して家族全体の共同生活のタスクが生じてから、自信は回復してきた。
他人のために、なにかをすると、わたしは動けるし、動けないわけではないということ自体が成功体験になって、いろいろと仕事をすることができる。
だけど、ついつい自分のことは後回しになる。特に風呂と就活!
それで、勝手に不満に思って文句を言いたい気持ちになってしまう。
Yもっと家のことやってくれたらいいのに、とか、わたしばっかり我慢してる!とか。

だけど、それはそもそも、わたしが風呂や就活という「自分」を「家庭」タスクの料理や片付けの後回しにしていることに問題がある。
「わたしは自分より家庭のことを優先にしてるのに(あなたはしないでのびのびして!)」というメソッドが生じる。
それに気がついたので、まず自分を優先してみることにした。
いまはなるべくまず最初に風呂に入る。
ヘビーなタスクはとっとと終わらせて、それから料理にかかる。多少夕飯が遅れようと、誰も死なない。
そういうとき、「自分のこと優先!」と心の中で呟いてる。
自分のケアがきちんとできると、不満も生じないし、家庭のタスクの速さもクオリティも上がる。

自分という資源を確保することが大事なんだ。
それから、家で手をつけづらいことは外でやることにした。
求職活動やgmailの整理は、他人から見えて恥ずかしいけど、どうせ家でやらないからなるべく学校でやるようにした。
それも自分優先!他人がどう思うかは関係ない。
自分がすっきりしてると余裕ができて、人ともコミュニケーション取れるし求職活動も進む。

なんかすごくいい感じになってきた。いい流れだなあ。