17/06/14 Wed.

ここ数ヶ月の自分

真夜中に起きてしまってから、眠れないで、ずっと過去の日記を読んだ。
日記に残されている限り、3月ぐらいまでの自分は、ずっと辛そうだ。
離人感もあったようだし、思い通りに身体を動かせないことも多かったみたいだ。取り返しのつかない昔のことを思い出しては怒ったり悲しんだりしている(これは、今もあるけど)。

だいぶ色々なことが喉元を過ぎた。
こんな数ヶ月ぐらいの間にも、わたしはものすごいスピードで自分の人生を取り戻している。

自立を嫌がる母

さいきん、いずれは結婚するかという話がある。
1月1日に書いた記事を読んで、ひとつ不安になった。
わたしは七五三も成人式も、母の思惑に振り回されて、自分の節目に良い思い出がない。
仮に結婚するとして、母がしゃしゃりでてくる可能性はかなり大きいだろう。
入籍の時期、両家の顔合わせ、色々な日取り…そのあたりは関与させなければ良いにしても、結婚式に絡んではドレスからメニューから何から口を出してきそうだ。そう思ってしまった。
いまはもう、別々に暮らして物理的にも離れた。それにわたしは確固とした自分をようやく築きつつある。
昔のように横から口を挟まれて思い通りにされることは無いだろう。
わたしが不安なのは、母がわたしの希望することに文句をつけて否定してきたり、それに対して怒ると「花嫁の母」という立場を利用して泣きを入れたり、無茶苦茶な嘘をついて言うことを聞かせようとしたり、そういう行為をされて、嫌な思いをするのではないか、ということだ。
母は、わたしが独立した個人として行動しようとすると、必ず文句をつける。
新しい服や靴を買ったとき、新しい髪型にしたとき。新しい仕事を選ぶとき、新しい家に引っ越すとき。
特にひとり暮らしをするときは大変だった。
物件のことを話そうとすれば「聞きたくない」と拒否し、引っ越しが決まってからは「引っ越しても、住民票を移すひとなんて今時いない」という謎の嘘が飛び出てきたり、「愛し子の旅だちなのにわたしは何もできない」みたいな謎ポエムが送られてきたり、母の嫌な面が濃厚に出てきて、すごく嫌な気持ちになった。
「愛し子」「旅立ち」という気持ち悪いワードが、ラインの履歴が消えても忘れられない。
引っ越してからも「心配だから」という理由で毎朝出かける頃にメールがきて、返さないと電話がかかってくる。こちらはゴミ出しを両手に持って出勤するところなのに。
同居人の部屋に引っ越すのを車で手伝ってもらった時も、事前に、あまり綺麗なアパートではないことはよく説明したのに、臭いだの汚いだのグレードが低いだの、他の住人にもきこえる廊下で大きな声で話すので怒ってしまった。
杞憂に終わればいいけど、結婚するとき、ぜったいに母のせいで不快な思いをすると思う。
というか、上に書いたような不快な思いを、もししなかったとしても、だ。
母が「昔はぶつかり合う時もあって大変だったけど、ここまで立派になって…」みたいに、わたしの人生を美談にまとめ上げて、立派な母親面してたらそれはそれでむちゃくちゃ腹立つ。
謎ポエムの「愛し子」って言葉が本当に気持ち悪かった理由は、「アンタ自分の今までの行動を、子どもを愛して子どものためにやってると思ってんのか!?正気か!?」と感じたからだ。
は?キモ…と思った。
あの人の欺瞞だらけの人生を、本当は救ってあげられたらいいんだろうけども、やっぱやだなー。

結婚すらまだ決まったわけではないのに、いまから憂鬱だ。