17/05/29 Mon. 脳の機能

脳の機能、踏めてる。

さいきん、脳の機能の低下を感じる。漢字が書けない。文章が理解できない。
文章が理解できない方は、単にその文章の内容や質的に自分が理解しづらいだけかと思うこともあるが、漢字が出てこないことには毎回愕然とする。正直認めたくないけどこればっかりは認めざるを得ない。
子供の頃は「漢字のテストの点数がいつも良い」ことがアイデンティティだったのに。
わたしは手書きでノートに書き物をしながら考え事をまとめてゆくスタイルをとるのだけど、その中でしょっちゅうその愕然にぶち当たる。
今朝は「感触」の「触」の字が出てこなかった。


ゆるゆるになりつつある脳

あと、これまでと違うなーと思うのは、間違った漢字を平気で手が書くことだ。
あ、間違ってるな、と思っても自動的に手がそれっぽい漢字や同じ音の漢字を書いてしれっとしている。
これが脳の機能の低下なのか、わたしがいい具合に適当な大人になってきたのかはちょっとまだ判断がつかない。し、たぶん判断しなくていいと思う。


『なんとなく僕たちは大人になるんだ』

 漢字が出てこなくなったとき、小学生のわたしよりも漢字も言葉も適当な父親のことを思い出した。
父親はけっこう稼いでたみたいだから、脳の領域を仕事に開放して他はゆるく回してすこしずつ老化していったんだなあ、と、今は父のことをバカにしないで理解できる。父とわたしは先天的な性格がかなりそっくりだと思う。後天的な文化的抑圧を与えたのは母だ。
こうやって少しずつ大人になるというか年をとるのだとおもった。
銀杏BOYZが『なんとなく僕たちは大人になるんだ』という曲を歌ってたけど、その曲の影響なのかわたしの周りのバンドマンには郵便局員が多い。