親は後から効いてくる

祖母の一周忌

今日は祖母の一周忌だった。
親と、あまり会わない父方の親族とあって食事をした。
また帰ってからすこしずつ辛くなってきた。

認められたい

母は会話の途中、ぽつりと「大学にも入れて、勉強して、これからどうなっていくか、どんな仕事をしていくかねえ、と思って育ててきたのに、(仏壇屋なんかに就職して)…」と言っていた。
父は、「なんでメール返してくれないんだよ〜」と言っていた。
娘が、必死こいて、仕事を探して、生き抜こうとしていて、少ないお金で生活をやりくりしているときに、金持ちのインスタ代わりにされるのは辛い。
すしざんまいの初競りのマグロ、毎週の築地、銀座、上野、鎌倉、湘南、骨董市、楽しそうで何よりだけれど、私の身体や生活や心のことを心配されたことは無い。
同居人の親御さんが、結婚に際してお金を出してくれるそうだよ、うちってそういう話がないんだね。と話したら、え、俺も出さなきゃいけないの?じゃあ、50万くらい出すよ〜、いつまでにいるの?別にいつでも出せるよ?と、言われて、なんだか嫌になってしまった。

わたしは、お金が欲しいとかじゃなくて、親に心からお祝いされたいなあ。
親に、あなたが生まれて来てくれてよかった、と言われたいなあ。
親に、一時は社会に復帰できないとまで言われたあなたが、努力を重ねて、仕事をして、自分に合う仕事を探して、いいパートナーも幸運にみつかって、本当にがんばったね、偉かったね、良かったね、と言われたい。
今更そう言われても、本当に心からそう言ってると思えなくて気持ち悪いんだろうな。

一人でいる感じ

一人で、一人だと、外に出るのもうまくできなくて、冷凍ドリアと冷凍枝豆を温めて食べた。
そういえばわたしはこういうひとだった。
他にも辛くなっている原因はある。
単に昨日夜遅くまで飲んでいたこと。
その前からの疲れも溜まってる。
今日は同居人もいない。明日も、明後日もいない。
ひさびさに一人だ。
自分の作る食事が一番美味しいけどその気力がない。台所もカオスだ。でも洗い物と、流しネットのゴミ捨てはして、偉かった。

明日は早出なので今日はあったことだけを書くようにした。
お母さん、お母さんに本当は言いたいなあ。
わたしはとてもがんばったんだよ。
ずっとがんばってたんだよ。
ずっと頑張って、やっていて楽しい仕事につけて、楽しいよ。
いいパートナーができて毎日たのしくて幸せだよ。
わたしが幸せなことを喜んでほしい。
わたしが楽しく生きてることを喜んでほしい。
お母さんが望むような人生をできなくてごめん。
お母さんの愛情が付与される条件を、本当はずっと満たして、お母さんに大事にされ続けたかったよ。

ああ、甘やかされたい。大事にされて何でも先回りしてやってもらいたい。
お皿洗いも洗濯も明日の朝ごはんの用意も考えず、沸かしてもらったお風呂に入って寝ていたい。
でもよく考えたらほとんどもう手に入ってるな。
なーんだ、楽しいな。